マリッシュの評判は30〜40代男性に本当か|元運営9年が仕組みから解説

アプリ比較・レビュー

【PR】本記事にはプロモーションが含まれます

マッチングサービスの運営を9年やっていました。佐伯です。

先に立場をはっきりさせておきます。僕はマリッシュの利用者ではありません。だから「使ってみた感想」は書けませんし、書きません。

代わりにできるのは、運営側にいた人間としてアプリの設計を読むことです。

マッチングアプリの評判は、9割が設計で決まります。どんな人が集まるか、何が起きやすいかは、運営が何を選び、何を捨てたかで決まっている。口コミはその結果として出てくるものです。

なので、この記事では口コミを並べません。なぜその口コミが出るのかを、設計から説明します

【結論】マリッシュが向いている人・向いていない人

先に結論です。

向いている

  • 30代後半から40代で、大手アプリだと埋もれる感覚がある人
  • 再婚、またはバツイチの相手に抵抗がない人
  • 地方在住で、大手だと母集団が薄い人
  • 落ち着いたやり取りをしたい人

向いていない

  • 20代で、同年代を探している人
  • 会員数の多さそのものを重視する人
  • 短期で結果を出したい人

理由はこの後の設計の話で全部つながります。

マリッシュの設計|「再婚に理解がある」は狙って作られている

公式サイトを見ると、対象として並んでいるのがこれです。

恋活、婚活、再婚、シンママ・シンパパ婚、中年婚、年の差婚、地方婚(2026年8月時点・公式サイト)

普通のマッチングアプリは、ここまで細かく書きません。「真剣な出会い」くらいで止めます。

わざわざ書いているということは、その層を集めにいっているということです。

運営をしていた立場から言うと、これは相当はっきりした意思表示です。集めたい層を明記すると、そこに当てはまらない人は登録しません。母集団は小さくなります。それでもやるということは、数より層を取りにいく設計だということです。

結果として何が起きるか。

再婚やバツイチという条件が、そこでは減点になりません。むしろ前提として共有されている。だから「理解がある人が多い」という評判が出ます。

これは会員の人柄が良いからではなく、そういう人が集まる設計になっているからです。

「30〜50代が多い」という評判の中身

年齢層についても同じ読み方ができます。

中年婚と年の差婚を明記しているアプリに、20代がわざわざ集まる理由はありません。逆に、大手で埋もれた30代後半以降が流れてきます。

ここが重要なところです。

年齢層が高いことは、30〜40代男性にとって不利ではありません。むしろ逆です。

大手アプリでは、20代の男性と同じ土俵で比較されます。写真の見栄えと若さで勝負する場所です。40代がそこで戦うのは、単純に分が悪い。

一方、年齢層が上のアプリでは、評価軸が変わります。落ち着き、安定、話しやすさ。ここは経験がそのまま強みになります。

40代がうまくいかない理由の多くは、場所を間違えていることでした。能力の問題ではありません。

悪い評判も、同じ構造から出ている

良い面だけ書くと嘘になるので、悪い評判の方も設計から説明します。

よく見るのが「会員数が少ない」「地方だと相手が見つからない」という声です。

これは当然の帰結です。層を絞った設計なので、大手より母集団は小さくなります。都市部ならまだしも、地方でさらに条件を絞れば、候補は一気に減ります。

もう一つが「同じ人ばかり表示される」という声。これも母集団の大きさから来ています。

つまり、良い評判と悪い評判は同じ設計から出ている表と裏です。層が絞られているから理解がある人が多く、層が絞られているから人数が少ない。片方だけを都合よく取ることはできません。

元運営の視点: ここを理解しておくと、期待の置き方が変わります。マリッシュは「大手の代わり」ではなく「大手で埋もれる人の別ルート」です。置き換えではなく、追加として考える方が実態に合っています。

公式が出している数字と、その読み方

公式サイトに、こういう記載があります。

「マリッシュでは平均4ヶ月で素敵なカップルができています」

ただし、この数字には注釈がついています。退会者アンケートで「marrishで恋人ができた」を選択した男性の平均ご利用期間(2022年12月〜2023年11月時点)という条件です。

つまり「恋人ができた人」だけを対象にした平均であって、登録すれば4ヶ月で相手ができるという意味ではありません。

これは別にマリッシュがずるいという話ではなく、この種の数字はどこのサービスでも同じ作り方をしています。注釈まで読む癖をつけておくと、比較のときに間違えません。

安全対策として公式が挙げているのは、身分証明書による年齢確認、24時間365日のサポート・監視体制、実名ではないニックネーム制です。この3つは大手と同水準で、特に見劣りはしません。

料金|WEBから課金するかどうかで、年間2,600円変わる

ここは他のアプリと同じ落とし穴があるので、丁寧に書きます。

まず無料でできる範囲です。女性は完全無料男性は登録からマッチングまでが無料で、マッチングした相手とメッセージをやり取りするところから月額会員が必要になります。

つまり、市場との相性は無料の範囲で確かめられます。登録して検索してみて、条件に合う人がどれくらいいるか。そこまでは1円もかかりません。

月額会員の料金がこちらです(2026年8月時点・公式サイト、表示価格は全て税込)。

プラン WEB iOS / Android
1ヶ月 3,800円 4,800円
3ヶ月 8,800円(2,933円/月) 10,800円(3,600円/月)
6ヶ月 14,800円(2,466円/月) 15,800円(2,633円/月)
12ヶ月 19,800円(1,650円/月) 22,400円(1,866円/月)

見ていただきたいのは、WEBとアプリで金額が違うところです。

1ヶ月プランで1,000円、12ヶ月プランで2,600円の差があります。そして公式サイトにはこう書かれています。

「決済方法やプランによって、金額が異なりますが提供するサービス内容は変わりません」

中身は同じで、値段だけ違うということです。

理由はアプリストアの手数料で、これはマリッシュに限りません。Omiaiでも同じ構造があります。アプリから何も考えずに課金すると、その分だけ損をします

決済情報はPCとスマートフォンで引き継がれるので、WEBで課金して、普段はアプリで使うという形にできます。ここは知っているかどうかだけの差です。

プレミアムオプションは、後回しでいい

もう一つ「プレミアムオプション」という別料金のプランがあります。1ヶ月3,000円、12ヶ月20,800円(1,733円/月)。特別な検索条件、既読表示、毎月50いいねなどが付きます。

ただし公式に「メッセージの閲覧・送信には月額プランへの加入が必要」と明記されています。つまりオプション単体では会話ができません。

月額プランとセットにすると1ヶ月6,400円(WEB)/7,400円(アプリ)です。

元運営の視点: 最初から入る必要はないと思っています。オプションで増えるのは「探す効率」で、選ばれる確率ではありません。写真とプロフィールが整っていない状態で機能だけ足しても、母数が増えるだけです。まず月額プランの1ヶ月か3ヶ月で反応を見て、手応えがあってから考える順番で十分です。

マリッシュ(marrish)恋活・婚活・再婚マッチングアプリ

登録・検索・マッチングまでは無料です。課金するならWEB版の方が安く済みます。18歳未満(高校生を含む)は利用できません。

マリッシュの公式サイトを見る

ペアーズ・Omiaiとどう使い分けるか

併用の話をします。

ペアーズは会員数が最大なので、母集団の広さで探せます。ただし競争も一番激しい。写真とプロフィールで差がつく場所です。

Omiaiは真剣度が高い層が集まる設計で、婚活寄り。30代の本気層と相性がいい。

ユーブライドは女性も男性と同額の有料で、婚活特化。母数は小さいですが、登録している人が動いている割合はこの中で一番高い設計です。

マリッシュは、その2つで母集団が薄くなる条件の人に効きます。40代以降、再婚、地方。

なので使い分けはこうなります。

  • まず大手を1つ使って、反応を見る
  • 3ヶ月やって手応えがないなら、原因が「自分」か「場所」かを切り分ける
  • 写真とプロフィールを直しても変わらないなら、場所の問題。ここでマリッシュを足す

順番を飛ばして最初からマリッシュだけ、というのは勧めません。母集団が小さいので、自分側の問題があるとそれが増幅されます。

どのアプリが自分に合うかは、年齢と目的で選ぶ診断記事に整理しています。

30〜40代男性がマリッシュで結果を出すための3手

最後に、実務的な話をします。

1. 写真を年齢相応に撮る

若く見せようとしないでください。年齢層が上のアプリで若作りは逆効果です。落ち着いて見える写真の方が、この層では強い。自撮りをやめるだけでも変わります。

2. 再婚・子どもについての姿勢を先に書く

相手に子どもがいる可能性が普通にある場所です。曖昧にしておくと、後で必ず止まります。抵抗がないなら、その旨をプロフィールに書いておく。書いてあるだけで候補から外れにくくなります。

3. 落ち着きを、清潔感で担保する

年齢層が上がるほど、見た目の評価軸は「若さ」から「手入れ」に移ります。ここは今日から変えられる部分です(→ 女性が減点していた順番)。

まとめ|評判ではなく、設計を見る

  • マリッシュの「再婚に理解がある」は人柄ではなく設計の帰結。狙ってその層を集めている
  • 「会員数が少ない」という悪い評判も、同じ設計から出ている表裏
  • 30〜40代男性にとって、年齢層が高いことは不利ではなく有利。評価軸が変わる
  • 公式の「平均4ヶ月」は恋人ができた男性だけの平均。注釈まで読む
  • 大手の置き換えではなく追加として使う。順番を飛ばさない

アプリの評判を調べるとき、口コミを何十件も読む人がいます。気持ちは分かりますが、あまり報われません。

口コミは書いた人の状況に強く依存します。同じアプリでも、40代の地方在住者と20代の都市部在住者では、まったく別の感想になる。

見るべきなのは、そのアプリが誰を集めようとしているかです。そこに自分が入っていれば機能しますし、入っていなければ、どれだけ評判が良くても噛み合いません。

設計を読む方が、口コミを100件読むより早いです。

※本記事に記載した内容は2026年8月時点の公式サイト確認値です。料金・仕様は変更される場合がありますので、登録前に公式サイトおよびアプリ内の表示をご確認ください。

※本記事で紹介したサービスは18歳未満(高校生を含む)は利用できません。

> 連載「運営時代に見た男たち」をnoteで書いています

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